【映画】ディープ・ブルー2【感想/あらすじ/ネタバレ】
《あらすじ》
19年前、アルツハイマー病の最先端治療を開発する目的で遺伝子操作されたサメを利用したアクティカ計画。あと一歩で目的を達成するところまで来たものの、予期せぬ悲劇のため実験は失敗に終わる。そして今、製薬会社の大富豪カール・デュラントの決断によって海底の実験施設で研究が再開される。だが会社が実験体に使っているのはオオメジロザメだった。それは予測不能な行動をとる非常に攻撃的なサメで海中で最も獰猛な肉食動物だったのだ。やがて薬物を投与させ巨大化したサメたちは群れのリーダー格であるベラに率いられ、さらに賢く、素早く、凶暴になっていく。深い海の底で血に飢えた恐怖が再び繰り広げられる。
という人間によって創り出された系のサメ映画(*'ω'*)
このシリーズは3作品出てて、小さい頃テレビで放送されて観た1か3はすごい面白かった記憶がある。1がもう記憶にないまま今回観ることになるけど、数あるサメ映画と比べてどうなのか、観ていきたいと思います!
大まかなストーリーはこう。
あらすじの通り、デュラントは人工知能の技術が発達していくとロボットが人間を支配していくと考えて人間の脳を進化させる薬を作るためにサメを使って実験をしていた。デュラントはサメの専門家のミスティを呼ぶが、ミスティはサメを実験に使っていること、デュラントの計画に反対する。そんな中知能が発達したサメが施設の電気系統を破壊し、恨みを持っている人間たちに襲い掛かる。さらには施設も破壊されて浸水し、その中で生まれたてにもかかわらず超凶暴な赤ちゃんサメに次々と襲われていく。そしてなんとかそこから脱出したミスティたちは最後に施設を爆破して生き延びることができましたとさ。
《良かった所》
サメのCGとかは結構綺麗だと思う、子サメはちゃっちかったけど。特にデュラントが喰われるところなんか歯が食い込む感じがリアルで良かったと思う。
そしてサメ映画の醍醐味である人が無残に喰われていく様もたっぷりあるから、王道をいくB級サメ映画だと思う。
《微妙だった所》
B級映画によくある、話に違和感があるところはいっぱいあるね。
そもそも明らかに計画に反対するであろうサメを保護する活動をする主人公のミスティを呼んだ意味わからない。
明らかに喰われるだろってシーンでもミスティはバーナーを振り回してるだけでサメがスルーしていくのは違和感がありすぎる。大声出して反対してたくせにアーロンを海に投げ捨てたり、殺す手段もないくせにサメを生かしちゃおけないって言いだしたり、好きになれない系主人公。
途中から大きなサメが出て来なくなってたくさんいる子サメとの戦いになるんだけど、少し盛り上がりに欠けて、浸水から脱出までの間はだいぶテンポ悪くなった印象。子サメが悪いわけではないんだけど、親サメも出して恐怖を煽ってほしかったかな。サメとの決着の仕方も微妙だし、終盤にかけて盛り上がりもなく終わっていくのは残念。
大富豪のはずだけど実験施設はかなちチープな作りだし、B級映画あるあるの粗が目立つのは気にはなるかな。
《まとめ》
ストーリーの雑さとか違和感とかそこそこあるんだけど、B級映画だし、ある程度はご愛嬌かな。こういう映画って、殺されまくるけど最後は上手いこと作戦を立ててなんとかサメを殺して「良かったね!」になると思うんだけど、いまいち終わり方がスッキリしないし、あっけないしで終わりの雑さはトップクラスだと思う。
まぁサメ映画好きなら観て損はないと思うけど、サメ映画的にはハズレの部類に入っちゃうかなー!個人的にはジョーズよりは面白いとは思う(/・ω・)/笑
★★☆☆☆