麦わら映画日和。

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【映画】ハリウッド版!GODZILLA【感想/あらすじ/ネタバレ】

《あらすじ》

インディペンデンス・デイのスタッフによるハリウッド版ゴジラ映画。NYを舞台に、怪獣というより恐竜に近いゴジラがマンハッタンを破壊し尽くし、卵も産む。生物学者ニックはパナマで発見された巨大生物の足跡を調査していた。そこへ、NYに謎の巨大生物ゴジラが出現したと知らせが届くが駆けつけた時には姿を消していた。残された手がかりからゴジラは妊娠していることが判明する。

 

 

1998年の映画で、興行収入は3億7900万ドルってことで相当な大ヒット作!日本でも人気のゴジラがハリウッド版として出たことと全然ゴジラじゃねぇじゃん!ってことで割と話題になってた記憶がうっすらとある。

「これはゴジラか?」と言いたくなる人の気持ちはよくわかる笑

本来のゴジラの体系は三角形で、手はちょこんとしてるし、直立していてずっしりとした見た目。このハリウッド版ゴジラは似てる要素は一切なくて、背びれのないスピノサウルスのような見た目で全くの別物。鳴き声こそ同じだけど、口から放射熱線も吐かない。ただそんなこと気にならなくなるくらい、この映画には良い所がいっぱいあるんだよね(*'ω'*)

 

 

《良かった所》

単純に怪獣映画として出来が良かった!これに尽きると思う。怪獣を別の名前にしても違和感がないくらいゴジラ要素が少ないんだけど、ストーリー展開がアメリカ映画の王道で、頭空っぽにして観れるB級映画感がすごく好き!米軍が愚策を弄してやられまくったり、とにかく銃を乱射したりのお決まりの火力バカ(/・ω・)/街中をぶっ壊しながら暴れ回るゴジラアベンジャーズとかランペイジとかキングコング並みに良かった!!

もちろん、20年以上前の映画だからゴジラのCGが綺麗じゃない所が結構あるけど、それはご愛敬。ただそれも含め全体的にジュラシックパークに似てるなぁと思う。見た目もそうだし、大量のゴジラの赤ちゃんが暴れ回るとこなんか完全にジュラシックパークのラプトル!ゴジラ自体もそこそこ頭が良くて巨大化したラプトルって感じ。動きのクオリティは圧倒的に劣ってるけどね笑

2時間18分っていうそこそこボリュームがあるのも良かったかな!赤ちゃんたちを爆破してハッピーエンドかと思いきや、そこからまた親ゴジラとの対決が始まるから見ごたえはあると思う。普通に映画館で観ても十分満足なんじゃないかな(*'ω'*)

 

 

《微妙だった所》

やっぱりゴジラじゃない所かな。もはやゴジラの名前を借りただけの別物。ゴジラ映画として期待していた人、ゴジラの大ファンの人は残念に思うかもしれない。

それに細かいストーリーなんてなくて、主人公やヒロインに一切魅力を感じないザ・アメリカのバカっぽいB級映画感が好きじゃない人も合わないかもしれない。それに伴って雑な所も多々あって、主人公には全然襲い掛かろうとしない赤ちゃんゴジラ。エレベーターに乗るとこなんかあんな簡単に力で負けるなよ!笑

最後にゴジラに撃ったミサイルの爆発の小ささに「え?」ってなりませんでしたか?笑

 

 

《まとめ》

完成度の高い名作とはお世辞でも言えない。心打たれるストーリー、感動的な展開、感情移入してしまうような魅力的なキャラクター、繊細な感情表現などなどそんなものは一切ないっ!!!だがそれがいい!!

 たくさんあるゴジラ映画の中で自分が観たことあるものだと渡辺謙が出演してるムートーっていう怪物と戦うハリウッド版ゴジラとか人気のシン・ゴジラとかで、その中でも面白い方な気がする。

シン・ゴジラがなんであんなに人気なのか正直わからぬ。テンポが悪いし、熱くなれるようなとこもないし、かなり淡々としてた印象。それに日本人の有名俳優をたくさん起用してることもあってか余計な場面が多くて「ゴジラが観たいのに!」ってなる。色々と日本映画の悪い所が出てるなぁと思う。それに自分の中ではあれもゴジラじゃなくね?感がある。このハリウッド版ゴジラほどではないけど。

それに比べると渡辺謙のハリウッド版ゴジラはかなり強い怪獣vsゴジラってこともあって戦闘の迫力があったし、映像も綺麗で放射熱線も吐いてて一番ゴジラしてたと思う。ただ個人的にはこの昔のハリウッド版ゴジラの方がテンポが良くて純粋にのめり込めるし、B級映画感がたまらんのよね(/・ω・)/笑

 

ゴジラ好きというよりは怪獣とか恐竜、人類と巨大生物やエイリアンとの闘いみたいなのが好きな人におすすめです!!!

 

ゴジラvsコングとかゴジラモスラキングギドラとか他のゴジラ映画も観たくなった(*'ω'*)

 

★★★★☆

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