【映画】地球外生命体との戦争！BATTLESHIP（バトルシップ）【感想】
【あらすじ】
ある日、生物が住めそうな地球によく似た星が発見された。その星はplanet-Gと名付けられ、人類はその星と交信する為に地球から信号を送信したのだが…。
全財産は65ドル、仕事もせずたるんだ生活をしているアレックス・ホッパーを見かね、兄のストーンはアレックスにも同じ海軍に入隊させる。アレックスが海軍に入隊して数年後、相変わらずな傲慢な性格、寝坊をする怠惰な所など数々トラブルを起こすがアレックスも大尉となり立派な海兵となっていた。そしてその年にハワイでリムパックという14か国が参加する多国籍海軍環太平洋合同演習が行われた。国対抗スポーツ大会や海洋演習が順調に行われる中、海軍提督の娘であるサムにプロポーズしようとしていた矢先、アレックスは日本人の永田一等海佐と殴り合いの喧嘩をしてしまう。そしてそのことからアレックスは海軍をやめさせられることに。
そんな演習の中、地球外から未確認飛行物体4機が目の前に現れる。軍艦よりも大きな未確認飛行物体はレーダーや外部との通信不可能なバリアを張り、アレックスや永田一佐、兄ストーンのミサイル駆逐艦3隻がバリア内に取り残されることに。そして圧倒的な武力を前にアレックスの目の前でストーンのミサイル駆逐艦が破壊されてしまう…。怒りで冷静さを失ったアレックスのために永田一佐の駆逐艦も破壊され残り一隻となってしまう。
宇宙人の強力な兵器でハワイ本島や海軍施設、世界各地で被害が拡大していく中、宇宙人の狙いはハワイにあるビーコン基地で母星との連絡を取り、増援を呼ぶ計画だった。
アレックスは永田一佐と協力し、未確認飛行物体と戦闘を開始する。果たして人類は地球外生命体に勝てるのかーー。
【ネタバレ・感想・レビュー】
まぁシチュエーションが似てるのからそうなんだけど、観終わった後の気分も全く同じだったよ。
巨大兵器を持つエイリアンと軍艦を用いて大砲やミサイルの激しい撃ち合いはド派手で、流石B級映画じゃねェな！と思うくらい迫力あって良かったと思う！
ガンダムみたいなロボットとか戦艦とかってワクワクするよね(*'ω'*)笑
最後の方で「一緒に戦えて良かった」って死を覚悟する中、飛んできた兵器を戦闘機が撃墜するシーンが一番熱かった！
ジャンプ漫画の主人公みたいにぐれてたけど、あることをきっかけに更生して才能も目覚め、成り上がっていくみたいななんかそういう感じの王道のストーリーでもあるね！
ただそれだけじゃなくてこのバトルシップは日本の自衛隊とアメリカの海軍が、最初はいがみ合ってたんだけど、エイリアンと共に戦う中で友情というか絆が芽生え、そのおかげで勝つというそういうドラマも入っているのです(*‘ω‘ *)
昔の軍艦を使うことになって老兵であるおじいちゃん達が「任せとけ！」ってなるところとか脚を失って自暴自棄になってた海兵が宇宙人と戦うところとか色々と熱い展開盛りだくさんな映画かな！
地球外生命体と戦う映画あるあるなんだけど、宇宙人が明らかに文明が進んでて強そうな兵器を持ってるから最初は無双するんだけど、後半になるとほんとあっさりやられる…
地球に着いた時点で周りにいる軍艦とか吹き飛ばしちゃえばいいものをなーんもしなかったり、肉弾戦はそんな強くなかったり。まぁ人間が勝たなきゃいけない話だから仕方ないのだけれど。
そして、サム役のブルクッリン・デッカーのスタイルの良さにびっくり！モデルから女優になったみたいだけど、素敵だった(*‘ω‘ *)
全然知らなかったんだけど、日本人で浅野忠信が永田一佐役で出てるね。なんか棒読み感すごくて演技に違和感があったけど。笑
興行収入は3憶ドルで多額の製作費をかけた割にはアメリカでは全然人気がなかったみたい。
エンディング後のシーンで中学生っぽい男の子達が田舎に落ちた宇宙船の破片を見つけて中を開けてみるとそこから宇宙人が出てきて、、、みたいな匂わせで終わったけど、続編あるのかな？笑
王道を詰め込んだストーリーでド派手な戦艦での戦闘も見れて良かったと思う。王道を詰め込んでわかりやすくして色々面倒なことは省いたせいか、ゴジラ同様なんか一歩足りない感、大満足とはならないなにかがあるのは確かだけど。
なんだろうな、宇宙人が到着して戦闘が始まってから起こる主人公の心情の変化とかその辺をもっと深く取り上げてるともう少し重みがあるようになったかなぁ。
割とこの作品評価は低いらしい。でも何回か繰り返し観たけど別にそんなダメってほどではないと思うな。観て損するってことはない！ブルクッリン・デッカーも美人だし！！
ただなんか浅野忠信の演技が変だったような気がするのは気のせいか？笑
【評価】
★★★★☆
