麦わら映画日和。

まったり映画を観ていこー!!

【映画】ウォーキングデッドより恐ろしい⁉ゾンビーバー【ネタバレ/感想】

【あらすじ】

 

ハングオーバーシリーズの製作人が贈る前代未聞のラブリー・パニック!満員立ち見が続出して大ヒット!単館レイトショーから全国へ奇跡の緊急拡大!!

 

Amazonプライムビデオの紹介文をあらすじとして載せてるんだけど、もはやあらすじではない。まぁいいか(*'ω'*)

 

タイトルの通りゾンビ×ビーバーの映画らしい。前代未聞のラブリー・パニックって銘を打ってるし、映画のタイトル画像にも水着の女の子が映ってるから恐らくちょっとえっちなシーンもあるのかな??

ゾンビになったビーバーはどんな感じなのか、大ヒットしたらしいけど今まで聞いたことないゾンビーバー!観ていきたいと思います(*'ω'*)

 

 

【ストーリー(ネタバレ含む)】 

 

二人の男は医療廃棄物の入ったドラム缶を缶を運んでいたが、携帯電話を操作しながら運転をしていた為にシカを轢いてしまう。その衝撃で荷台から転がっていった危険なドラム缶は川まで転がっていき、ビーバーが住む湖まで流されていく…。

 

彼氏に浮気されてしまったジェンとその友達ゾーイとメアリーは、メアリーのいとこの所有するアシュウッドにある家にいとこが留守するの間そこで女三人で休暇を楽しむことに。

無事着くがそこは携帯の電波も届かない郊外なことに不満を漏らすが、さっそく水着に着替えて湖で日光浴を楽しむ三人。するとジェンがビーバーの作ったダムがあることを発見し、近くに行ってみるがビーバーはおらず、緑色の液体が辺りに付着していた。不思議に思っていた所にクマが現れ三人は怯えるが、辺りに銃声が鳴り響きクマは逃げて行った。銃声の主のスミスという男だった。彼女らはスミスに感謝するが、スミスはこの土地で肌を露出することを注意され、口うるさいスミスに不満を言いながらその場所を後にした。

 

夜になり、家でお酒を飲みながら話していると、突然ドンドンとドアを叩く音が聞こえ、そこに現れたのはメアリーの恋人トミーとゾーイの恋人であるバック、浮気したジェンの恋人サムだった。男子禁制で過ごそうと思っていたメアリーは彼らが来たことに腹を立てるが、しぶしぶ一緒に過ごすことに。

来て早々ジェンとサム以外のカップはえっちを始めるが、ジェンは浮気したことを許してはおらず、サムにビンタをしてお風呂に行ってしまう。ジェンがバスタブを見るとそこには様子がおかしいビーバーがいた。急いで逃げ、みんなにそれを伝え全員で確認しに行くと明らかに凶暴化したビーバーが襲い掛かってきた。そのビーバーをトミーがバットで叩き殺し、ビニール袋に入れて外に捨て、安堵するがジェンはこの近くは危ないと感じもう帰ることを提案する。しかし、みんなはそれを了解せず、ジェンは不安の中眠りにつくのだった。

 

朝になり、みんなで湖で遊ぶことになったが、昨日殺したビーバーの死体を確認するとそこにはあったはずの死体がなかった。野生動物の仕業だとサムは言うが、ジェンはビーバーのいる湖が怖くなり一人湖に入らずみんなの様子を見ていた。みんなが遊んでいるとジェンは湖に何かが泳いでることに気付き、すると突然バックの足がビーバーによって喰いちぎられてしまう。

それを見たジェンは家に戻り救急車を呼ぼうとするが電話の回線がビーバーによって切断されていた。さらに家の中にビーバーがおり襲われてしまう。必死に包丁で抵抗し、ビーバーの頭に突き刺して動きを封じることに成功する。

一方、足のちぎれたバックを連れてなんとか湖の真ん中にある浮き台に上がった5人は凶暴なビーバー達に囲まれてしまう。サムはゾーイが連れていた愛犬をおとりにする為湖に投げ込み、その間に湖を泳ぎなんとか全員家にたどり着いたのだった。

頭に包丁を刺しても動く凶暴なビーバーに全員動揺する中、足を食いちぎられたバックを早く病院に連れて行きたいが、ビーバー達は家の周りを囲んでおり移動できなくなっていた。日も落ちて夜になり、バックの容態も悪化する中、危険を覚悟でトミーとゾーイはバックを連れて車まで走って行き無事に乗ることに成功する。そのまま車を走らせ病院に向かうが、ビーバーによって木が倒されて通れなくなっていた。トミーはゾーイにバックを連れて家まで戻ることを指示し、自分は助けを呼んで来ようとするが、頭の良いビーバーはトミーを待ち伏せして木を倒し、下敷きになって死んでしまう。ゾーイも襲われそうになるが、クマを追い払ってくれたスミスが駆けつけ、ビーバーも追い払い一緒に家に戻ることに。

家に残ったジェンとメアリーとサムはビーバーの侵入を防ごうとドアや窓を板や家具で封鎖していた。そこへ車に乗ったスミス、ゾーイ、バックが帰ってくる。釘で厳重に出入り口を封鎖してしまったために戻ってきた三人を入れることが出来ず、三人の周りにビーバーが集まってきてしまう。三人は唯一近くにあるグレガーソン夫妻の家に逃げることにする。ビーバーが追いかけてくる中なんとか隣の家までたどり着くが、すでにグレガーソン夫妻もビーバーによって殺されてしまっていた。

 

ジェン、メアリー、サムの三人は家に籠城しそれぞれ体を休めていたが、メアリーの部屋にジェンが訪ねてくる。するとジェンの爪が伸び、大きな前歯が生え始めてまるでビーバーのような姿になりメアリーに襲い掛かった。そこにサムが駆けつけ難を逃れるが、逃げ込んだバスルームでサムはビーバー化したジェンにちんこを喰いちぎられてしまう。

ゾーイ、バック、スミスの三人は止血や感染症を防ぐ為にバックの切断面を焼こうとしたその時、ジェン同様バックがビーバー化し、スミスを食べてしまう。ゾーイはビーバー化したバックやグレガーソンから逃げる為に二階の窓から脱出を試み、車に乗ってメアリーを救出することに成功する。

ビーバー化した人たちに襲われながらもビーバーに封鎖された地点までたどり着いた二人は、その先を歩いて行こうとする。するとメアリーが突然がビーバー化してしまい、持っていた斧で殺し、ゾーイは一人街への道を歩いた。

そしてそこに通りかかったトラックに助けを求めるが、その車は前方不注意のあの二人の男が乗ったトラックだった…。

 

 

 

【感想/レビュー/考察】

 

 

まず思ったのは車はトヨタじゃん!!笑

 

はい、そこはおいておいて、

 

観る前はアナコンダとかピラニアみたいなB級映画だと思ってたんだけど全然違った。良い意味でも悪い意味でも。

 

序盤は特に問題なくいつも通りのB級映画の始まり方で違和感もなく、「こんな仲悪そうなのに一緒に旅行に行くなんて女の子は怖いな…」とか思いつつ、さっそく水着になって一人の女の子がおっぱい披露!ただ推しの女の子じゃなかったのは残念←

会話もド下ネタだし、下品な方の下ネタ満載だからお茶の間は凍り付くやつだね笑

 

そしてこの映画を観た誰もが思ったであろう

 

「ビーバーの人形感!!!!!!」

 

ええ!?って思ったもん笑

雑CGはこれまで観てきたB級映画にもいっぱいあったけど、ここまで人形感あるのは初めて観たよ笑

NHKおかあさんといっしょとかその辺の時間帯に流れてるニャンちゅうとか人形の番組レベルの人形感だったよ笑

 

ビーバーの人形感で「なんだこのしょぼい映画は!」ってなって、見た目だけじゃなくて凶暴なはずなのに玄関で大人しく待ってたり、利口に電話線を切ってたり、車の通り道にご丁寧に木を倒して足止めしたり。

直接襲った方が早いのに歩いてる人にめがけて木を切り倒して殺すという手段をとって成功したら「二ヒヒッ」みたいに笑うビーバーにはもう笑っちゃったよね。

その辺までいくと「あっ、この映画はギャグ映画なんだ」って理解した。先入観持ってた自分が悪いんだけどさ。

俳優たちがしっかり演技してる中ビーバー達がもぐら叩きみたいにしたりして、ふざけてる雑さとか、よくわからん設定だったりするのはB級映画感がすごくて、「久しぶりにB級映画っぽいのみたな!」って感じれた!

 

ただ主人公っぽかった推しの女の子の死が確定したのにはびっくりしたし、ビーバー化した姿はクオリティそこそこ高くて不気味で怖かった!メイクそんな頑張るならビーバーも頑張ればいいのにって思ったけどね笑

まぁギャグだってことを理解した後は、ビーバーが人形なのもギャグの一つなんかなぁと納得はできたけども。

 

 

B級映画に悪ノリのギャグを入れた映画はいっぱいあると思うけど、そういう映画の中だったら結構良かったと思う!多少のストーリーの雑さとかも「ギャグ映画だから」の一言で気にしたら負けになるのもこの映画の強みかな。アナコンダ的なB級映画だと思って観てると、階段を降りてて階段がもう終わったと思ったらまだ続いてた時の衝撃並みに動揺するけど。

個人的にはそんな楽しめたとはならなかったんだけど、メイキング映像含め観終わってみれば不思議とそんな悪い気がしない。海外のB級映画らしい良さは出てたと思う。

 

ゲスい下ネタばっかだし、ジャンルもコメディだし、陽キャの文化祭の出し物的なノリのばかげた感じもあるから、それが好きじゃないB級映画好きは満足できないかもしれない。

 

家族で観るのはおすすめしません('ω')笑

 

 

個人的に一番良かったシーンは、サムの金玉に蹴り入れるジェン!あのシーンめっちゃかっこよかった(*'ω'*)笑

 

 

ただメアリーとゾーイは脱いでおっぱい出したのに、一番かわいいと思ってたジェンは結局おっぱい出さなかったのはとても残念。お、脱ぐのかって思ったら突然ビーバー化してびっくりしたわ!!

 

水着は良かったけどね!!!!!!!

 

 

ジェン役のレクシー・アトキンズ

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【評価】

★★★☆☆

 

 

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