【映画】No.1サメ映画!ディープ・ブルー【感想/あらすじ/ネタバレ】
最近サメ映画ばっかり観てたから、しばらくはサメ映画はいいかなと思ってたんだけど、ディープブルー2の前作のディープブルーがあったからつい観たくなってしまった(*'ω'*)
《あらすじ》
太平洋上に建造された、海洋医学研究施設アクアティカ。そこでは凶暴なマコシャークの脳組織から新薬を製造する研究を行っていたのだが、研究を急いだスーザン博士が鮫のDNAを操作したために、鮫は巨大化し、高度な知識を持つ新種と化してしまった。
小学生くらいの時に日曜洋画劇場かなんかでテレビで観た記憶がうっすらあって、すごく面白かった覚えがある!細かいストーリーは覚えてないけど、オーブンに入っちゃうとことか演説してたらサメが出てきて喰われるとことか10年経っても覚えてるね!
Amazonで1576件のレビューがあって★4.2と高評価。B級映画でここまでレビューがあるのも珍しいし、こんなにレビューがありながら評価が高いのは幼い自分の記憶にも期待して良いのではないか(*^-^*)観てみよー!!!
《ざっくりストーリー》
アルツハイマー病などの病気を治すためにサメの研究をしている海上施設アクアティカ。アクアティカ周辺地域は嵐に見舞われる中、その実験過程でサメのDNAを操作してしまい想像を超える知能と凶暴性を持ってしまった三匹のサメ。カメラを破壊したり、頑丈な鉄の扉を破壊したりして主人公カーター含む研究施設の人間を追い詰めていく。施設が水没していく中、一人また一人と食べられていくが、何とか脱出し、カーターらは三匹サメを殺すことに成功する。
うん、あらすじまんまだし、特にストーリーとして新たに書き出すほどの内容もないね…。まぁいいか。
《良かった所》
いや~やっぱり面白かった!小学生の時に観て面白かったけど、今観ても変わらず面白かった!映像はやっぱり古臭さはあるし、CGも綺麗ではない。でも、テンポの良いストーリーでありながら雑さ違和感も感じず楽しめるサメ映画はこの映画くらいなんじゃないだろうかと思うくらい良かった。
博士の一人が腕を喰いちぎられてタンカに乗せて救急ヘリで運ばれるはずが海に落ちてしまいサメに喰われてそのせいでヘリも監視塔みたいなとこにぶつかってーみたいな展開も個人的には好き!そのタンカに括り付けられてる博士を使ってガラスをぶち破ってきたサメの畜生感とえぐさみたいなのも凄い良いよね~(*'ω'*)
10年以上前に観ても覚えてた雇い主がめっちゃ良いこと語ってる中、後ろからバクっていくのとか脚本家、監督のセンスが光ってると思う。今観ても良き。
スーザンっていうサメを怪物化させた張本人は、世の中の為に新薬を開発したいって思いは多少はあったと思うんだけど、研究成果を出す為に危険度などを考慮せずにサメを進化させてしまう真面目系わがままヒロインの立ち位置なんだけど、それがちゃんと喰われたのがめっちゃ良かったと思う!!
道中でも自ら安全な所に居ればいいのに実験結果を取りに行くわ!ってわざわざサメと戦闘しにいったりして、こういう自己中は個人的にすごい嫌で。今回はその行動のせいで主人公や周りの人に特に被害はなかったから結果オーライだったけど、ヒロイン的な立ち位置にいるキャラがそういうことするのはより『余計なことするなって!』ってなっちゃう。正直最後まで生き残るんかなと思ってたけど、自分が犠牲になった感を出しつつ、ほぼ無駄死にみたいな死に方させた脚本は好き。むしろこれが一番高評価の理由なんじゃないかと思う。知らんけど。笑
ディープ・ブルー2と比較すると、圧倒的にこっちの方が良いと思う。施設のこととか作りとか細かい描写とかが丁寧に作られてるなと思う。アナコンダに通ずるB級映画でよくある雑さは全然ないと思う。逆に2はなんであんなことになってしまったの?って感じだけど。ストーリーの大筋は同じだし、喰われるパターンみたいなのも似通っているんだけど出来がここまで違うのはすごい。3はどうなったのか気になってくる(/・ω・)/
《微妙だった所》
微妙な所は全然ないんだけど、強いて言えばもう一人くらい研究施設に残って主人公たちと行動させてサメに喰われる所が観たかったかな。
あとはやっぱり、スーザン博士の身勝手さが嫌だね。
《まとめ》
サメ映画の中だと最近観た『シャーク・マーケット』っていう映画が面白かったんだけど、それとはまた違った面白さでディープ・ブルーも良かったね!シャーク・マーケットの方はパニック映画って感じじゃなくてちょっと特殊なんだけど、ディープ・ブルーはまさに王道パニック系サメ映画って感じ。このサメ映画つまらんなって思う人は他のサメ映画、B級映画はほとんどつまらないと感じると思う。そういう人はこのジャンル自体が合ってないはず。
サメ映画としてもB級映画としても完成度が高い映画だと思う。
★★★★☆