【映画】熊こわっ！！ブラック・フット【感想/レビュー/考察】
こんにちは、けいです(*'ω'*)
今回観ていくのは2015年公開の実話を基に作られた映画『ブラック・フット』で原題は『BACK COUNTRY』。恐らくそんな有名な映画じゃないだろうし、DVDのパッケージとかAmazonプライムビデオのサムネを見てもB級感というか微妙な感じが漂ってる…
Amazonレビューも212件あって★3.2とちょっと低めかな？期待はあまりせず観ていこー(/・ω・)/
【あらすじ】
熟練のアウトドア派のアレックスとアウトドアには全く慣れていないジェン。気の乗らないジェンをどうにか説得してアレックスはお気に入りのブラックフットと呼ばれる小道に連れて行こうと二人はカナダの大自然へキャンプに出掛けたが、そこは雄大で撃つ美しい景色と危険が隣り合わせの場所だった。アレックスにとってそこは慣れた土地だったので地図も持たず森に入ったが途中で道を間違えて迷子になってしまう。厳しい環境の中、二人の前に熊が現れる…！！
【キャスト】
ジェン（ミッシー・ペリグリム）
弁護士をしている才色兼備であり性格もかなり良い。自信満々に進んでいったくせに傲慢な性格から道を間違えたと言えなかったアレックスに対しては流石に取り乱してぶち切れてたけど、それでも前向きだしノリも良くてなかなか見ないかなり有能な良い人だと思う。ぜひ幸せになってほしい。
アレックス（ジェフ・ループ）
ジェンの彼氏。傲慢で自信家で見栄っ張りで素直に謝れなくて自尊心が強くて自分のミスもなかなか受け入れられなくて、まぁとにかくやっかいで危ない性格。有能過ぎるジェンがなんで付き合っているのか疑問にもなるけど逆にほっとけないのかもしれない。別れ話したらジェンが殺されそうまであるけども。ただ悪い人ではないんだよねー！ジェンのことは本当に愛していたし！実話の映画らしいけど、こんな嫌な奴風に彼氏が描かれていて納得したのだろうか…。
ブラッド（エリック・バルフォー）
アレックスとジェンがキャンプ中に出会ったツアーガイドをやっているちょっと怪しい男。アレックスが自分に嫌悪感を出しているのもしっかりわかりつつも、煽る様な言動を繰り返してバチバチさせる場面にはヒヤヒヤする。でも結局ただのちょっとガラの悪い普通のツアーガイドさん。
【感想】
ここに書いたあらすじではカットしたけど、Amazonプライムビデオのあらすじにはすごいブラットのことが書かれていて、それを軽く読んでから映画を観たからブラッドが悪役として重要人物だと思って観てたら熊映画だった(・ω・)笑
作中でも途中で出会ったブラッドがかなり意味深に描かれていて、ブラッドが森の中で二人をじわじわ追い詰めて精神的に追い込んでいって殺しに来るみたいな展開とか、ブラッドが空気読まずに一緒に行動してアレックスが豹変していくみたいな展開のサイコホラーっぽい感じに進んでいくのかなと思ったら普通にブラッドが帰って行って、全然出てこないなぁと思ったらただ迷子になって熊との戦いになっていくっていう「あっ、そっち系の映画なんだ」ってびっくりした。
まぁ勝手に想像した自分が悪いんですけども。
ただブラッドがあんな感じですっっごい存在感出してたのに結局普通にツアーガイドやってる良い人だったってのはどうなんだろう。実話に基づいてるから仕方ないとはいえ殺人鬼だったりするのかなって思ってたら普通の人だったのには逆にびっくりだし、残念でもある。まぁブラッドに挑発されてたし、感化されて苛立ってたせいで迷子になったってのもあるにはあるんだけどそんな重要人物ではなかった(・ω・)
あとは遭難してアレックスが熊に喰われてから二日くらい一人で頑張って歩いてたジェンだけどその道中で特に何もなかったのと、時間の都合もあってか尺だけで見ると割とすぐ着いた感じになってそんな緊迫感がなかったかな。熊にあっさり食べられた時は無慈悲な自然界の残酷さをリアルに感じたし、緊張感もあったし、アレックスも見栄を張るのをやめて自分の非を受け入れることが出来て、二人がこれから頑張っていこうって時だったから余計にここで死んじゃうの！？ってびっくりはしたけども。アレックスの事は気に入ってなかったけど喰われる時は流石に切なかった…。
「熊撃退スプレー早くっ！！！！」
ってのは思ったけどね。笑
日本でも山とかで遭難する人は年間200人はいるっていうし、熊に襲われたり食べられるっていうのも普通にあることだから、やっぱ山と熊は怖いなってこの映画を観て改めて思ったね。これが映画観た後の一番最初に思ったこと(/・ω・)/ｸﾏｺｴｰ
死んだふりはダメだって言う人もいるし、死んだふりで生き残ったってニュースも見たことあるし、実際熊に出会ったらどうすればいいんだろうか…。
【評価】
色んなサメ映画とかも観てきたけど、生き物のリアルな怖さを描いた映画としては一番かもしれない。リアルな自然界の残酷さが凄く伝わる映画だと思う！ただブラッドの存在が別に重要ではなかった所とか物語の佳境がイマイチなのもあり、アレックスが無残に喰われた以降のドキドキ感のなさ、ハッピーエンドってわけでもないのも相まって観て良かった！！とはならないかなぁ。
アレックスがそんな良い奴じゃないのも感動が薄れるポイントかもしれない。アレックスの性格がねじ曲がり過ぎてちょっとうーん…って感じはどうしても終始あるかなぁ。地図なんていらねーよはフラグなんよアレックス…。
ダメな映画とは思わないけど、そこまで面白いとも思えないのが残念。
★★☆☆☆
【映画】ゾンビ版ジュラシックパーク！！ゾンビ・サファリパーク【感想/レビュー/考察】
こんにちは、けいです(*'ω'*)
今回の映画は2016年公開の『ゾンビ・サファリパーク』。原題は『The Rezort』。確かに設定はゾンビ版のサファリパークなんだけど、この邦題はセンスないなぁと思う…笑
あらすじを見ると面白そうではあるけど、タイトルから漂う低クオリティのB級映画感…。意を決して観ていきます(/・ω・)/
【あらすじ】
10年前に感染するとゾンビになるウィルスが蔓延し、3年で20億人が犠牲となったがなんとかゾンビを駆逐することに成功する。それから7年をかけて日常を取り戻した人類。世界からゾンビは駆逐されたが、ある企業が小さな島に地上に残った最後のゾンビ狩りのツアーを楽しめる「リゾート」という施設を建設。一部の人からは人気を博していた。しかし何者かの仕業でセキュリティシステムが制御不能となり島中にゾンビが解き放たれてしまう…！！
【キャスト】
主人公の女性で、ゾンビ大戦から生き延びたが父親がゾンビになってしまい、心に傷を負ってふさぎ込みがちになり、寝れない夜を過ごしていた。前を向いて生きていくために彼氏とゾンビ狩りツアーに参加する。脚が綺麗。ショーパンを履かせた監督はセンスがあると思う。太ももをずっと見てしまう。
ルイス（マーティン・マッキャン）
メラニーの彼氏。共に協力して逃げていた人が感染した時に即射殺したり、メラニーを置いて逃げるなどダークサイドの一面が随時垣間見える。ゾンビ大戦で戦ったこともあり銃の腕もなかなか。
アーチャー（ダグレ・スコット）
メラニーたちと一緒のツアーグループになった男性。アーチャーって言うから弓を使うのかと思ったらそれは名前だけで、愛銃はスナイパーライフル。リーダーシップがあり、銃の腕もかなりのもの。ミステリアスな感じで存在してたから、何者なんだ！？裏があったりすんのか！？ってずっと観てたけど結局普通のかっこいいおじ様だった。この映画で一番まともな人かもしれない。よくあの状況から生き残ったな…。
セレディ（エレン・リース）
ツアーグループの一員で、リゾートにシステムにコンピューターウィルスを仕込んだ張本人。本人はウィルスのことは全く知らなかったようだし、良い人ではあると思う。企業の闇を暴きに来た人。
ジャック（ジャッサ・アールワリャ）
オンラインゲームの大会で優勝したことでこのツアーに来ることが出来た16歳のゲーマー。陽キャっぽいけど陰キャ感がすごい。
アルフィー（ローレンス・ウォーカー）
ジャックの相棒。童貞だと思う。
【感想】
《良かった所》
かなりのクソ映画臭がしてたんだけど良い意味で裏切られた！詰めれる所はあると思うけどストーリーに雑な感じはなくて、ゾンビのクオリティも文句ないと思う。世界がゾンビに溢れる世界の映画だとストーリー設定も複雑になるし、かなりお金がかかると思うけど、ゾンビとの戦いが終わってゾンビを小さな島に閉じ込めてることが自然なストーリー設定は上手く出来てるなと思った。
L4D2とかバイオハザードとかCODのアウトブレイクとかゾンビゲームが好きな人は多いと思うから、もしリアルでそういう体験できる施設があったら…っていう着想は面白いなと思った！ただ、そのストーリーの根幹はまんまジュラシックパークと同じだけども！笑
経営する企業に裏があったりとかちゃんとストーリー展開を作ってると思うけど、セキュリティシステムがダメになってゾンビが解放されちゃうとかはジュラシックパークを感じざるを得ないくらい同じ。流石にジュラシックパークの壮大な世界観とかキャラクターの個性、ワクワク感とかドキドキ感には到底及ばないけど、普通に十分楽しめるくらいの内容になってると思う！
感染したてのゾンビは元気で走れるっていう設定があって、そのおかげで主人公たちは必死に走らなきゃいけないしドキドキ感はあったと思う！ただ、ほとんどのゾンビが全力で走ってんじゃねーかと思ったけども！ゾンビの不気味さも十分表現出来てたけど、元気すぎるゾンビは少しやりすぎかな…笑
足音や声を出さずに近づいてきて突然襲い掛かってくるのは、ゾンビ映画で定番の視聴者をびっくりさせる演出だから仕方ないけど、ズルいよね(・ω・)笑
《微妙だった所》
映画自体はかなりしっかりしているんだけども、B級映画感が残るのは登場キャラクターに魅力がないことかなと思う。有名な俳優が起用されてないことも要因の一つだとは思うけど、主人公や悪役含めて印象に残るようなキャラクターがいないのは致命的な気がする。正直主人公が死んでも「あっ、死んだか」くらいの感情にしかならないと思う。せっかく『難民を救っていたと思ったらゾンビ化させていた』っていうどんでん返しがちゃんとあるんだから、もっとその設定を活かして悪役との対決をクライマックスに持ってきてもよかったと思う。ゾンビや大筋のストーリー設定は良く出来てたけど、キャラクターのストーリー性がなくてみんな影が薄い感じ。それが後半にかけての停滞感、盛り上がりに欠ける感を生み出してしまったかな。主人公のメアリーがトラウマを抱えているっていう設定も結局活かされてなかったと思うし、ストーリーに王道の感動的な要素があったら凄く良くなったと思う。
細かいことを言えば、大きな被害を出し、世界壊滅の危機をもたらすゾンビを人間の娯楽として一企業に管理させるのを世界中の国が許してるのは恐竜とは違ってそもそも絶対おかしいとは思うけどね(・ω・)笑
【評価】
映像も良かったしゾンビのクオリティも高かった！ストーリーはジュラシックパークの丸パクりとはいえ雑な感じはなく、上手くゾンビ版として完成させたと思う。登場キャラクターにもう少しストーリー性を与えたらゾンビ映画の代表作の仲間入りできたんじゃないかな。B級映画の枠を超えられない感はあるとはいえ、ゾンビ映画の中では完成度は高い方だと思う！心に残るとか印象に残るような映画ではないけど、普通に楽しめたし観て良かったと思う！
★４にちょっと届かないギリ★３…。★3.8くらいかなぁ
★★★☆☆
【映画】心が歪んでいく…！タクシードライバー【感想/レビュー/考察】
こんにちは、けいです(*'ω'*)
今回観ていくのは1976年の映画『タクシードライバー』で、興行収入は2,826万ドル。Amazonレビューは3,196件あって★4.1と高評価。かなり昔の映画だけどもあらすじで気になったので観ていこー(/・ω・)/
【あらすじ】
タクシードライバーとして働く帰還兵のトラビス。戦争で心に深い傷を負った彼は次第に孤独な人間へと変貌していく。汚れきった都会、ひとりの女への叶わぬ想い、そんな日々のフラストレーションが14歳の売春婦との出会いをきっかけにトラビスを過激な行動へと駆り立てる。
【キャスト】
トラビス・ビックル（ロバート・デ・ニーロ）
26歳で不眠症を患っているタクシードライバーとして働きだした主人公。基本的に人を見下して、好きになった女性でも自分のことを否定したら「おれを見下すなんてダメな人間だ」と思うタイプ。自尊心が強く、そのために人との付き合いが苦手。でも一目惚れした女性に大胆に声を掛けてデートに誘うコミュ力も見せる。
ベッツィー（シビル・シェパード）
選挙事務所で働く女性。トラビスに一目惚れされる。映画デートに誘われるがポルノ映画だった為、それ以降トラビスとは距離を置くようになる。確かに美人だし、性格も良さそう。
アイリス（ジョディ・フォスター）
家出をしてニューヨークに来て悪い男たちに騙されて売春婦として働く12歳の女の子。トラビスと朝食を食べたカフェでは凄くダサいサングラスを平気な顔をして掛けていた女の子らしい一面も。身体目当てではないトラビスにはすぐに心を開いた。
【感想】
古い映画だし、そんな面白くないかなと思って見始めたけど意外と楽しめた！映画を観てからキャストを見たらロバート・デ・ニーロだったんだって知った(・ω・)笑
ロバート・デ・ニーロ演じるトラビスの狂人っぷりとか自尊心の塊の感じとかめちゃくちゃ上手いなと思った。孤独は嫌なんだけど、上手く人と付き合っていけない、おれはクズとは違うんだって思っているけど、人に認められないことで逆に周りを否定していきどんどん狂人になっていく姿はホラーだった。現代でも犯罪を犯す典型的な性格をしていて誰が見ても「ヤベェ奴」だと思う。その感じが映画『JOKER』に似てるなぁって思った！！ただトラビスはキザな台詞をさらって言えるし、初対面の女性に対してがんがんデートに誘いに行けるコミュ力があるのは凄かった笑、でもポルノ映画はあかんかったね(・ω・)笑
途中1２歳の女の子アイリスの事を助けようとした所で、正気に戻ったのかなと思ったけどダメだったね。ラストでアイリスを助ける為に殺しまくってトラビスは捕まって終わったと思ったら、アイリスの親からの感謝の手紙、新聞に『Taxi Driver Battles Gangsters』=『タクシードライバーがギャングと戦う』っていう記事が出ていて、少女を救った英雄とされて以前と変わらない生活に戻ってたのにはびっくりしたけども。ベッツィーに振られた時はお前を殺す！って復讐の鬼になっていたけど、事件後に出会ったときはタクシー代奢ってさわやかな顔で去って行ったから改心したのだろうか。
JOKERほどは内容が深くないというか、JOKERは世の中が生み出してしまった悪って感じだけど、タクシードライバーは結局トラビスの独りよがりで、ただただ頭がおかしい人なんよね。アイリスを助けようとする良い所もあるんだけどね。ストーリーが雑とかは感じないけど、世界観とか観た後の「観て良かった！！」っていう満足感は得られなかったかな。映画として悪い出来だとは思わないけどね。
【評価】
古い映画だけど意外と面白かった！でも人におすすめするほどではないかな。狂気の演技の素晴らしさは『シャイニング』や『JOKER』に匹敵すると思う！色んなジャンルの映画好きなら観て損はないね！
★★★☆☆
【映画】エロSF映画の代表格！スピーシーズX 美しい寄生獣【感想】
こんにちは、けいです(*'ω'*)
美女のおっぱいが見れるえっちなB級SF映画と言えば『スピーシーズ』を思い浮かべる人も多いんじゃないかな？今回観ていく『スピーシーズX 美しい寄生獣』は『スピーシーズ 種の起源』とは全くの別シリーズになっていてどちらのシリーズも続編が５つほど出ている人気シリーズ！
原題は『DECOYS』。2004年の映画で、Amazonレビューは18件で★2.6とそもそも色物だから観る人が少ない中で低評価。興行収入は調べてもよくわからなかったけど、六作も続編が作られていることから製作費の割にそんな悪くなかったのかな？
エロに期待して観ていこー(*'ω'*)
【あらすじ】
その美貌で男を惹きつけ、ベッドで捕食する！大学生で童貞のルークは、寮でブロンド美女リリーたちに出会う。そのセクシーさに一目惚れした彼は、彼女たちの忘れ物を届けに部屋を訪ねる。しかしそこには、服を脱いだリリーたちの胸から何本もの触手が伸びている人間ではない姿があった！
【キャスト】
ルーク・キャラハン（コリー・セヴィエール）
主人公の大学生。行動が不安定過ぎて頭が良さそうではないなと感じてしまう。「おれはロジャーの家族だ」というセリフは唯一かっこよかった！
ロジャー（エリアス・タフェキス）
ルークの親友でルームメイト。コンスタンスと和解して正体を知りながらもエイリアンの父になることを決め、童貞を捨ててそのまま死んでしまう。良い人そう。
リリー・ビンセント（ステファニー・フォン・フェッテン）
絶世の美女型エイリアン。綺麗だとは思うけど個人的にはタイプではない。アレックスの方が美人だと思う。冷気を好み、熱に対して弱く戦闘能力は低い。セックスして人を襲う時はあんな凶暴なのに、縛られて拷問されていても正体を明るみに出さず、殺されるのを待つのはなぜなのか。
コンスタンス（キム・ポイリアー）
リリーのいとこだけど、常に周りに注目されているリリーに対して嫉妬心を持っているエイリアン。胸のサイズでも嫉妬している。これまで容赦なく近寄ってきた男とセックスして殺してきたが、ロジャーに対してはなぜか急に自分の正体を打ち明ける。
アレックス（ミーガン・オリー）
ルークの同級生でルークの事が好きだけど、ただの幼馴染として見られていることで想いを伝えられずにいる女の子。実はエイリアンだったのは良かった。おっぱい観たかった。
【感想】
《微妙だった所》
スピーシーズは種の起源しか観たことなかったんだけど、別シリーズとはいえ良かった所よりも微妙だった所の方が目立ったかな。種の起源はエロ抜きだとしても、雑な感じはありつつもB級らしいエイリアン系映画としてそこそこ面白かったんだけど、この作品はエロもそうだしストーリーもいまいち。視聴者をビックリさせるようなシーンが何度かあったけど、全部ただの主人公の勝手な想像っていうパターンで凄くチープ。
ルークの事を疑ってた無能のカーク刑事。当日喧嘩していたから疑うのはわかるけども、アリバイはあるし、遺体や現場を見ればわかることなのに。カーク刑事の必要性が感じられなかった。
一番はやっぱり主人公かな。殴り合いのシーンとかひどいもんだったし、基本的に行動がよくわからない。だからストーリー展開も変になってしまってる。遺体を見たいからって警察が管理している病院に忍びこむのは頭がおかしい。エイリアンの仕業だと確認したかったんだろうけど展開としてやり過ぎかな。エイリアンが何か残したんじゃないかと部屋の中を引っ掻き回すのも意味わからんし、あの画質でシャワー室を盗撮しても意味あんのかって感じだし、盗撮した映像を警察に持ってってどうすんねん！！急にリリーを縛り上げて拷問してるのも気が狂ってるとしか思えない。
エイリアンもエイリアンで「こんなエイリアンおる？」っていうくらい弱い。普通の人間より弱すぎて逆に可哀そうになってくる。映画後半の数分で全滅させられたのは悲しい。アレックスだけは賢くて生き残ったけども！
《良かった所》
ただ結末は予想外だったし、B級映画っぽくて「ちゃんとできるんじゃん！」って思った！終わり良ければ総て良しだけど、流石に終わりだけでカバーできるほどの出来ではなかったかな。最後にアレックスのおっぱいも見せてくれたら嬉しかったな(・ω・)←
二回もこの映画を観て良かった所を頑張って探したけど、わからなかったね。ごめんなさい。
【評価】
この続編はどんな感じになっているかはわからないけど、主人公ルークがよくわからないし、警察も微妙な役割で全体的に中途半端になってたと思う。もっとストレートに大学の中で巻き起こる美女に扮したエイリアンとの対決を描いて欲しかったかな。それともう少しエロ要素を追加して欲しい(・ω・)
★☆☆☆☆
【映画】日本アニメの誇り！けいおん！【感想】
こんにちは、けいです(*'ω'*)
今回観ていくのは2011年に公開された『映画 けいおん！』。もう10年前⁉ってなる。笑
興行収入は19億円で、Amazonレビューは164件あって★4.8というかなりの高評価な作品。当時は深夜アニメとか一切観てなくて、ONE PIECEとかスラムダンクとか名探偵コナンとか王道のアニメしか見てなかったけど、けいおん！をおすすめされて見始めたらめっちゃハマった！笑
ギー太を買うくらいアニメのけいおんが大好きだったし、当時もこの映画けいおん！を観たけども超久しぶりに今回観ていこうと思います！！
【あらすじ】
卒業を控えた軽音部三年生の4人はいつも通り部室でお茶したり、バンドの方向性を話し合ったり（？）とゆるやかな時間を送っていた。そんなある日、教室で同級生たちが卒業旅行を企画していることを知り、唯たちも卒業旅行に行くことになる。
【登場人物】
主人公でリードギターとボーカル担当。ふわふわした雰囲気と性格がけいおんの世界観そのもので、とにかく可愛い！！飴で道に迷わないようにするの可愛すぎる。天然な所も多いけど、基本的にいつもふざけてる。こんな可愛い女の子は他にはいない！！
部長でドラム担当。基本的にボケまくってるイメージだけど、ツッコミもよくしてるイメージある！だけど周りの事ちゃんと見えててお姉さんタイプな一面もあって良き。唯とのふざけ合いが好きすぎる。
ベースとボーカル担当。性格はいわゆる真面目な生徒会長みたいな感じでしっかり者タイプ。そんな澪の旅行先がロンドンに決定した時のはしゃぎっぷりやロンドンに着いた時の浮かれっぷりが可愛すぎる。あずにゃんが靴擦れで痛がってるのを見て、あずにゃんの靴を買う為に行くんだけど「このお店が見たいから寄ってもいいかな？」って言い回しをする澪が素敵すぎる。澪ママしてる。
キーボード担当。家がお金持ちのお嬢様で性格はおっとりしてて最高の安心感と癒し担当。ムギちゃんの太ももに顔をうずめたいと誰もが思ったことだろう。一家に一人ムギちゃんがいたら世界は平和になると思う。熱愛発覚ムギちゃんが可愛すぎる。
唯たちの後輩でサイドギター担当。年下だけど一番のしっかり者でいつも唯たちに振り回されてる。身長も低くてツインテールで目に10人入れても痛くないくらい可愛い。ロンドンのホテルで寝ぼけてるあずにゃんが可愛すぎる。
【感想】
超久しぶりに観たけど…すごく良かった！！けいおんの世界に久しぶりに触れたけど、一生見てられるほっこりするようなこの世界観！これはけいおんでしか味わえないし、本当に大好きだ～！！！！！って思った(*'ω'*)
微妙な所なんて全くない！アニメの映画版って原作とは違う人が脚本を書いてたりして本編の方が面白いってことはよくあることだと思うんだけど、けいおんはそのままアニメの続編だから違和感なく楽しめる！まぁ映画館で観るメリットは少なくなると思うけども。
唯たちのいつものほのぼの空間を楽しみつつ、あずにゃんの為に何かしてあげたいっていう想い、あずにゃんの為の曲作りになんかすごい感動してた…。前に観た時はこんな感動したかな？
「天使にふれたよ」のシーンとか卒業前に教室でライブのシーンとかで、もっと感動的な感じに話を作れそうだけど、そこもいつものけいおん！らしいふんわりとした雰囲気のままなのも逆に良いなって思った(*^-^*)
ちょっと言うならば、もっと放課後ティータイムのロンドン観光とかエピソードなんかが観れたら良かったかなぁ。
【評価】
けいおん！が好きなら絶対好きだし、日本のアニメ映画の中でもトップクラスの良さなんじゃないかと思う。ただアニメを観てなかったらなかなか観ようとはならないと思うし、面白さも半減するとは思うから、そこは『君の名は。』とか『ジブリ』とかの単発アニメ映画とは違って敷居が高いのは仕方ないけど残念な所。でも、個人的には『君の名は。』よりも面白いし、良い映画だと思う。けいおん！自体が好きだからかなり偏った意見かもしれないけども(・ω・)笑
良い映画って観終わった後に「観て良かったなぁ～！！」って心から思うし、心がすっきりしたような高揚感みたいなのがあるんだけど、けいおん！はそれがちゃんとあった！文句なし！
★★★★★
【映画】カモメが癒し！ロスト・バケーション【感想】
こんにちは、けいです(*'ω'*)
ちょっと久しぶりに水着美女が見たいなーと思って選んだのがこのロスト・バケーション！原題は『The Shallows』で、浅瀬って意味らしい。興行収入は1700万ドルで、Amazonレビューは391件で★3.8とサメ映画ではかなり高評価だと思う。サメ映画大好きだけど、悪い意味でやばいのが多いのもサメ映画！なので軽い気持ちで観ていこー！！笑
【あらすじ】
亡き母が教えてくれた秘密のビーチに休暇を利用して訪れた医学生のナンシーは、母が病気で亡くなったことで医師になることに疑問を抱いていた。そんな彼女は人がほとんどいない素敵なビーチでサーフィンを楽しんでいたが、一匹の巨大な人喰いサメが彼女に襲い掛かったことで恐怖の休暇が始まってしまう…。脚を負傷し、命からがら小さな岩礁に辿り着いたナンシー。周りに人もおらず、サメに常に狙われているという絶望的な状況下で彼女は生き残ることが出来るのか…！！
【キャスト】
ナンシー・アダムズ（ブレイク・ライブリー）
絶望的な状況の中、医学知識など頭を使って何とか乗り切った強気主人公。海中の錨でサメを倒すのはあっぱれだった！良いお尻をしている。
カルロス（オスカル・ハエナダ）
秘密のビーチ周辺に住む男性。ナンシーを車で送り届けたり、サメを倒した後だったけど駆け付けてくれた普通に良い人。
【感想】
《良かった所》
冒頭でも言った通り、水着美女を観たいと思って軽い気持ちで選んだ映画だったんだけど、凄いしっかりしたサメのサバイバル映画だった！竜巻でサメが襲ってきたり、実験で凶暴化したとか、サメが砂浜から出てくるようなふざけたヤツじゃなくてちゃんとサメ映画してた！笑
たくさん人がいてどんどん食べられていくようなパニック映画じゃなくて、『海底47ｍ』に近い作品でジャンルがホラーなだけあって、サメの怖さをリアルに描いていて良かったと思う。
最初の方の綺麗な海で青年たちと共にサーフィンしてるのを観てたら、サーフィン楽しそうとかかっこいいとか思ったけど、観終わったら「やっぱ海は危ない！！」ってなった！笑、サーフィンの映像も綺麗だったし、サメに噛まれた傷も痛々しかったし、おふざけとか雑な感じは一切なくリアルな絶望感も感じられたかな！スマホ画面を表示する手法をこだわり持って使っていて、その時点で「これは雑なB級映画じゃない！」って確信したね！笑
冒頭の少年がGoproを拾うシーンもここに繋がるのかっていう伏線になってたし、サメ自体も雑CGじゃなくてしっかりしてると思う。そんなナンシーのこと喰いたいの！？とは思ったし、鉄製のブイをそんな嚙み千切る！？とはなるけどね。でもそのくらい凶暴な方が楽しいし、ブイでの戦闘シーンも綺麗だったから個人的にはサメも良かったと思う！
サメも怖かったけど、海中にうじゃうじゃいたクラゲもめっちゃ怖くなかったでした？正直サメよりあのクラゲの大群の方が怖いと思ってしまった(・ω・)
一緒にケガして岩礁にいたカモメを囮にして逃げるのかと思ったけど、なんか仲良くなってのにはほっこりしたね！カモメは死ぬだろうなって思いながら観てたから、カモメも無事だったのは意外だし、嬉しかった！カモメは癒し(*'ω'*)笑
ビーチで泥酔してた泥棒おじさんはなんでサーフボードも盗もうと思ったのか。。笑
《微妙だった所》
微妙だと感じた所は特になかったかな！ジャンル自体が好みが分かれる所。あんな目にあったのに一年後にもうサーフィンするんかい！とは思ったけども。無事医者になったようだし、精神力が逞しくなり過ぎたのかもしれない。
【評価】
映画館で観て、「観て良かったなぁ～！！」とはならないかもしれないけど、ふと一人で観るには凄い良い映画だなと思う！個人的にそんな好きな感じの映画ではないんだけど、こういう映画もたまにはいいなって思えるような良き映画だと思います(*'ω'*)海底47ｍが好きならこれも好きそう！
★★★★☆
【映画】みんな大好きクリプラ！THE TOMORROW WAR（トゥモロー・ウォー）【感想】
こんにちは、けいです(*'ω'*)
今回はAmazon ORIGINALの映画「The Tomorrow War」を観ていきます！2020年に劇場公開予定だったんだけど、コロナのせいで断念され、その権利を天下のAmazonが買って2021年7月にAmazonプライムでデジタル配信された映画！Amazonが製作したのかと思ったら買っただけだったのね(・ω・)笑
TV広告でもバンバンやってたこともあり、Amazonレビューは2,422件もあって★3.5！「あれ？★3.5って案外低いんだ」って思ったけど、個人的には期待大なので楽しんで観ていこー！！！！
【あらすじ】
タイムトラベラー達が緊急のメッセージを届けに2051年からやってきた。その内容は30年後の未来、人類はエイリアンとの戦争に敗れるというものだった。人類が生き残る唯一の希望は、今ここにいる兵士や民間人を未来へ送り込み、戦いに参加させること。娘のために世界を救うことを決意したダン・フォレスターは地球の運命を書き換える為に未来へエイリアンとの戦に挑む…！！
【キャスト】
みんな大好きクリプラ！ジュラシックワールドのかっこよさを今作でも！元軍人で生物教師をしており、リーダーシップはあるが父に捨てられたことを今でも根に持っていて、そのことに関しては子供っぽく頑固。未来へ行って娘と会ったこと、目の前で娘を失ったことをきっかけに成長する。ラストのホワイトスパイクとの殴り合いは凄いかっこよかった！！
ミューリ・フォレスター（イヴォンヌ・ストラホフスキー）
ダンの娘で、未来ではMIT卒業の研究者かつ大佐として司令官を務めるエリートになっていった。銃さばきや動きもしっかり訓練されている。敵の巣穴に躊躇なく入ったり度胸もある。ホワイトスパイクを殺す毒を開発した。
エミー・フォレスター（ベティ・ギルピン）
ダンの妻で、未来から帰ったダンに「ホワイトスパイクは飛来時期と出現時期は違うのでは？」という助言をして地球を救った影の立役者。あまり出番はない。
ダンの父親で迫力満点のダンディなおじ様。過去にダンを置いて家を出たことでダンに憎まれ、孫であるミューリに会わせてもらえずにいた。自家用ジェットや色んな武器などを持ってて色々と謎も多い。親子でホワイトスパイクと対決するところは熱い！！
チャーリー（サム・リチャードン）
ダンと一緒に未来へ行った話好きの男性。未来ではビビって隠れていたが、帰還後には勇気を持ってホワイトスパイクを倒すことができた。頭も良く、現代に眠るホワイトスパイクの居場所の特定に協力した。こういうキャラ好き(*'ω'*)笑
ドリアン（エドウィン・ホッジ）
チャーリーやダンと共に未来へ行った男性。3回目の徴兵だったが生き残った超人。癌を患っており死に場所を探していた。娘を想うダンに協力し、ホワイトスパイクを爆弾を使って自身と共に吹き飛ばした。正直そこまでダンと関わったわけじゃないからそこまで感情移入しなかったけど、かっこよかった！
【感想】
《良かった所》
映像も綺麗で物語も万人受けしそうな壮大かつ王道路線でわかりやすく、2時間18分と長めの映画だけれども飽きることなく最後まで楽しめたかな(*'ω'*)
序盤のダンが未来へ行った時のワクワク感とか、人類を50万人まで減らしたエイリアンってどんな化け物なのかっていうドキドキ感は凄く良かった！
今回の敵であるホワイトスパイクと呼ばれるエイリアンは銃で殺せるとはいえ、遠距離攻撃も兼ね備えている圧倒的な戦闘力とある程度の知能も備えていて、ムササビみたいに飛べるのを観た時は絶望しか感じなかったね！エイリアン系映画はたくさんあると思うけど、繫殖力も相まって強さランキングだと結構上位にいきそう！！クワイエットプレイスの怪物と戦わせたらどっちが勝つだろう？ヴェノムと戦わせたら流石にヴェノムが勝つかな？？ってことをずっと考えちゃうくらいエイリアン系の映画が好きだし、トゥモローウォーのホワイトスパイクも個人的には不気味さもあり強さもあり魅力があって好きだなと思った( ^)o(^ )
そういう化け物と戦うドキドキがありつつ、未来に送り込まれたって設定を活かした未来にいる娘との絆とか愛情とかが感動的に描かれていて良かったね！一番グッと来たのはダンが徴兵に選ばれてしまい、奥さんが「恨んでいて嫌っている父親に力を借りて！娘と私の為に！」って言われて、しぶしぶ昔捨てられた父親に会いに行くんだけど、その時は結局娘や奥さんとの想いよりも自分の〝父親を許せない〟って憎しみが勝っちゃうんだけど、未来で娘と会ったことにより、自分のことよりも娘を守りたいって想いが強くなって、未来から帰ってきて力を貸してほしい時には素直に「I need your help」って言えたあのシーンにはグッときたよね(´；ω；`)ｳｩｩ
そして後半の帰還後のその娘を救いたいって想いに父親だけでなく、未来で一緒に戦った仲間たちも来てくれて現在にいるホワイトスパイクを倒しに行くって感じが王道のヒーロー映画っぽくて良かった！！あと、冒頭に出てきた火山オタクの少年が最後に活躍するという伏線回収があったのは良かったし、個人的に凄く好き(*'ω'*)笑
《微妙だった所》
そんなないかなと思う。
サッカーの球場に未来から来てすぐに「我々は未来から来ました」的なことを言ってたけど、大声で言ってるわけでもないのになんで拡声器っぽくエコー掛かってんだろう。わざわざ世界が注目するサッカーの試合に来たのは狙ってだと思うから、未来から拡声器を持ってきたのだろうか。っていう細かい事は置いてといて、映画という限られた時間しかないものだから仕方ないけど、未来から助けを求めてやって来た→人類が未来に行くまでの経過がカットされてるから、たった一年で未来への転送装置が完成して当たり前かのようにどんどん人を送り始めたけど、一年であんな大規模なものが完成するのかとか未来から来た人の意見をあっさり聞くかなとか、なんかちょっと違和感を感じたかな。仕方ないことなんだけどね。だからドラマとかでそういう細かいところまで観れたらもっと楽しかったかもしれない。逆にそのおかげでテンポが良くて観やすくなってると思う。
人類が次々と未来への援軍として送り込まれるわけだけど、ダンの転送時は緊急事態だとしても、素人かつ銃であの強さと数を誇るホワイトスパイクに立ち向かわせるのはそりゃ死ぬし、生還率の低さからも作戦大丈夫？とは思う。ラボもあんな無防備なビルにあったらそりゃ全滅するよね。。
巣にいるメスを捕まえようとしてロープで引っ張ってて、怒ったメスのホワイトスパイクが暴れて殺されまくってたけど、そりゃそうなるよと。バカタレと。でもその後の大群とか空を飛べるんかい！っていう展開はワクワクして良かったけども。
タイムトラベルの設定を利用したことで二つの親子愛を上手く描けたと思うけど、その分タイムトラベルのせいで他の細かい設定がガバガバになってるのは否めないかな。まぁそんなことを考えずに観れるような映画にはなってるから、頭からっぽにしてクリプラとホワイトスパイクの対決を楽しむ映画だね！笑
帰還後にホワイトスパイクがロシアにいるってことがわかってお父さんに頼んでみんなで行くんだけど、そんなあっさり行けるのかな？笑
個人的には序盤の街中を銃を持ってビクビクしながら進んだり、必死に逃げるシーンがもっと観たかったかな。
【評価】
ストーリーはガバガバな所もあるけども雑ではなくて、エイリアンvs人類っていうドキドキ感や絶望感もしっかり味わえて、父と娘、父と息子のグッとくる感動もあり、映像も綺麗だし、アクションも十分楽しめる！
ただ★５には届かないかなぁ。観て損はないし、おすすめだけどね(*'ω'*)
★★★★☆
