【映画】迷宮立方体!CUBE(キューブ)【感想】
【あらすじ】
目が覚めると立方体の部屋にいた6人の男女。そこはたくさんの死の罠が仕掛けられているキューブと呼ばれる出口のない迷宮だった。果たして彼らはそこから脱出できるのかーー!
監督はヴィンチェンゾ・ナタリ。
出演はニコール・デ・ボア、ニッキー・グァダー二、デヴィット・ヒューレットなど。
興行収入は50万ドル。
【感想】
あらすじだけ見るとめっちゃ面白そうだと思った!!
ハラハラドキドキ、そして人間の本質が暴かれる…って思ってたんだけど、開始2分くらいで「あれ?この映画ヤバそう」ってわかった…。
脱出ゲーム的なこの手のパターンの映画は、人間の本性が出たり、過去になんらかの事があった人や、関係がある人物が集められて、協力し合ったり、裏切ったりで人間ドラマとか熱い友情があったり、それぞれの特技を活かして上手く切り抜けていくみたいなことが多いんだけど、そういうの一切ない!
最後にはなにかわかるのかなと思って最後まで観たけど、何もわからなかった。話の中で一応とある金持ちが人を中に入れる目的で作ったらしいけど、キューブが作られた意味も、集められた人物の意味もわからずじまい。
愛着が出てくる人物もいないし、トラップ自体も単純というか推理するような面白みがないし、まじでこの映画で何をしたかったのかわからない。撮影セットもキューブの中だけでまぁ安上がりなこと。殴る時のカメラワークだとか演出とかも下手というかチープだし。
死の罠がある迷宮キューブってところまではいいんだよ!そこから、キューブを作った目的、集められた人物の意味、ハラハラするような罠や演出、極限状態でその人間の本質、勇気、ドラマ!こういった中身がないと良い映画にならないなぁと思う。何様だって話だけどさ('ω')
この映画のジャンルはホラー・SF・サスペンスらしいけど、どのジャンル好きの人にも勧められない…。
すみません、悪いところしかでてきません。
これは1998年の映画だけど、今年観た映画の中で一番ひどかったな。
これ続編あるらしいけど大丈夫かな…。
【評価】
★☆☆☆☆